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競走馬の病気や、知られていない実体などを紹介。
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昔、この病名をはじめて聞いた時、”テイ・サフラン”だと思い込み、少し恥をかいた記憶がある。

そのおかげで最初に覚えた病名もこれである。

<蹄叉腐爛とは>

この病気の特徴は、蹄の裏が腐敗していき、激しい腐敗臭を放つが、特に患馬の身体に影響を及ぼすこともなく、予後は極めて良好である。

治療としては、腐食の進んだ患部を、可能な限り削蹄し、ヨードチンキなどを塗布する。ただし、潰瘍がひどく、ハコウを示す場合は、ペニシリンを300万単位ほど投与することもある。

<厩務員泣かせのテイサフラン>

上記の通り、あまり危険の無い蹄叉腐爛ではあるが、この病気の発症が、手入れ不足に起因するので、これを発症させた厩務員は、白い眼で見られる傾向がある。

たとえ他をきちんとやっていたとしても、馬の最重要な部分である、蹄の手入れを怠るなど言語道断。ということらしい。しかし、馬の蹄の手入れは中々に難しく、乾燥させても、濡れていてもいけない。適度な湿潤を保つことが大切なのだが、この湿潤も時としてこの病を引き起こす。みっちり手入れしても、なる馬はなるのだ。

しかし、やはり怒られるのは、立場の弱い厩務員。まあ、それも仕事の内と諦めているだろうが・・・。

なお、このような厩務員が怒られる病気に「ケイクン」と「アンショウ」というものがある。これらは、厩務員にとっての”三大疾病”なのだ。

 

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